初心者におすすめな世界5大ウイスキー5選

ウイスキー
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「ウイスキーって種類がいっぱいあってよくわからない」

「バーボンとかスコッチって何が違うの?」

「ウイスキーをプレゼントしようと思うけど何がいいだろう?」

 そんな疑問を解消します。ここではウイスキーの分類や飲み方、初心者におすすめなウイスキーやプレゼントに最適なウイスキーをご紹介します。さくっと初心者におすすめのウイスキーを見たい方は、目次からどうぞ!

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世界5大ウイスキーとは?

世界地図に世界五大ウイスキーの場所が記載されている

 スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本が世界的なウイスキー生産地として有名で、「世界5大ウイスキー」と呼ばれています。各地の風土の違いから独自の製法が発展し、個性的なウイスキーとして世界中で愛されています。

スコッチウイスキー

 スコットランドで生産されるウイスキーの総称です。最大の特徴は、麦芽を乾燥させる際に使う泥炭(ピート)によって独特のスモーキーな香りが付いていることです。また、3年以上樽で熟成させたものでないとスコッチを名乗れないこともあり、香りが強いものが多いのもスコッチウイスキーの特徴です。

 泥炭(ピート)とは?

泥炭(ピート)は、石炭の一種です。見た目は普通の泥ですが可燃性なので、ウイスキーづくりの燃料として使用されています。北海道やスコットランド等の涼しい沼地で形成されます。昔は燃料が少なかったため使用していましたが、現在ではスモーキーな香りをつけるために使用されています。

樽による熟成は偶然生まれた

 もともとのウイスキーは無色透明で、樽による熟成もしていなかったといわれています。1707年、イングランドがスコットランドを併合した際、スコットランドに対し高額の酒税を課しました。酒税を避けるため、スコットランドの人々はウイスキーを密造しました。徴税人の目をかいくぐるため、ウイスキーを樽の中に隠しました。しばらくして樽を開けると、透明だったウイスキーに色が付き、味や香りも豊かなものに変わっていたといわれています。

アイリッシュウイスキー

 アイルランドで生産されるウイスキーの総称です。5大ウイスキーの中では最も歴史が長く、世界最古のウイスキーともいわれています。スコッチと同じで3年以上樽で熟成させる必要がありますが、こちらは泥炭(ピート)を使用しません。そのためスモーキーフレーバーがなく、まろやかな風味が特徴です。

アメリカンウイスキー

 アメリカで生産されるウイスキーの総称です。アメリカンウイスキーの中でもバーボン、テネシー、ライといくつか種類がありますが、原材料、地域、製造方法で分類されます。琥珀色と独特の甘みが特徴です。

バーボンウイスキー

 アメリカンウイスキーのほとんどはバーボンです。アメリカで生産されるウイスキーの中でも、トウモロコシが51%以上、80度以下で蒸留し、内面を焦がしたホワイトオークの新樽で、アルコール度数62.5度以下で熟成されたものと定義されています。

 赤い色とトウモロコシ由来の甘い香りが特徴です。名前の由来はケンタッキー州バーボン郡生まれのウイスキーだからですが、今ではケンタッキー州産でなくてもアメリカ内製造であればバーボンウイスキーに分類されます。

テネシーウイスキー

 法律上はバーボンウイスキーと同じものですが、以下の条件が加わることでテネシーウイスキーを名乗ることができます。

 ・テネシー州内で製造
 ・「チャコール・メローイング製法」で製造

 この「チャコール・メローイング製法」によってバーボンよりもまろやかで独特な味わいになっています。

チャコール・メローイング製法とは

 サトウカエデの木炭で蒸留したウイスキーを1滴1滴少しずつろ過する製法で、雑味が取り除かれ、よりまろやかで独特な味わいを実現しています。

ライウイスキー

 原料にライ麦を51%以上、内側を焦がしたオーク樽での2年以上の熟成をしたウイスキーです。ライ麦のスパイシーな香りが特徴です。

カナディアンウイスキー

 カナダで生産されたウイスキーの総称です。比較的クセがなく、ライトな味わいが特徴です。ライ麦の風味が強いフレーバリングウイスキーと、トウモロコシが主原料のマイルドなベースウイスキーを混ぜたブレンデッドウイスキーが主流です。

ジャパニーズウイスキー

 日本で生産されたウイスキーの総称です。スコッチウイスキーを手本として生まれたジャパニーズウイスキーですが、スコッチ特有のスモーキーフレーバーは抑えられています。また、多種多様な原酒をブレンドしたライトな口当たりなものが多いことが特徴です。

シングルモルトとかブレンデッドって何?

ウイスキーの貯蔵庫 大樽がたくさん並べられている

 「シングルモルトウイスキー」や「ブレンデッドウイスキー」等、世界5大ウイスキーにはないウイスキーの種類を巷では聞きますよね。ここでは世界5大ウイスキーとは異なる分類の仕方を説明します。

原材料で分類「モルトウイスキー」「グレーンウイスキー」

小金色の大麦畑
大麦畑

 モルトウイスキーとは、大麦の麦芽のみで作られたウイスキーです。英語で麦芽はモルトだからですね。

 グレーンウイスキーは、大麦やトウモロコシ、小麦、ライ麦等の穀物類から作られたウイスキーです。




グレーンウイスキーについて詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

単一か混ぜたかで分類「シングル」「ブレンデッド」

 「シングルモルトウイスキー」又は「シングルグレーンウイスキー」は、1つの蒸留所のみで作られたモルト又はグレーンのみを原料にしたウイスキーです。他の蒸留所のウイスキーを混ぜないため、銘柄ごとに味が大きく異なります。独特な味わいを求める方にはぴったりです。一般的に有名なのは「シングルモルトウイスキー」ですね。「ピュアモルトウイスキー」と表現するところもあります。

 複数の蒸留所のモルトを混ぜたウイスキーは「ヴァッテッドモルトウイスキー」又は「ブレンデッドモルトウイスキー」といいます。

 

 「ブレンデッドウイスキー」は、モルトウイスキーとグレーンウイスキーを混ぜて作られたウイスキーです。単体では個性の強いモルトウイスキーを飲みやすくするために、風味がライトなグレーンウイスキーを混ぜることで飲みやすいものにしています。

 つまり

・世界5大ウイスキーは製造場所と製造方法で分類されたもの

・「モルト」「グレーン」は原材料で分類されたもの

・「シングル」「ブレンデッド」は単一の蒸留所か、複数の蒸留所のものを混ぜたかで分類されたもの

ということですね。


シングルモルトウイスキーやブレンデッドウイスキーについて詳しく知りたい!という方はこちらの記事がおすすめです。

モルトウイスキーなのに他の穀物類が入ってることがある 

「モルトウイスキー」といえば、大麦の麦芽のみで作られたウイスキーであるといいましたが、アメリカンウイスキーでは大麦が51%以上使用されていれば「モルトウイスキー」を名乗ることができます。これはアメリカ合衆国連邦規則集によってそのように定められているためです。アメリカンウイスキーで「シングルモルトウイスキー」と記載されていても、単一蒸留所のモルトウイスキー(大麦51%以上)という可能性があります。

 アメリカンウイスキーで大麦麦芽100%のモルトウイスキーが飲みたい場合は、標記だけではなく、原材料名を確認して、他の穀物類が入っていないか確認しましょう。

ウイスキー初心者におすすめ5選

バーカウンター 大量のウイスキーボトルが並んでいる

 ウイスキー初心者の方は、クセの少ないウイスキーがおすすめです。「ブレンデッドウイスキー」から選びましょう。産地はどこでも飲みやすいものはありますが、「スコッチ」や「バーボン」は「ブレンデッドウイスキー」だとしても癖の強いものがありますので注意が必要です。以下、私の初心者におすすめするウイスキーです。値段は1.000~3,000円代とお手頃なものをまとめました。

ハイボールの起源「デュアーズ」

 「デュアーズ」は100年以上世界中から愛されるブレンデッドのスコッチウイスキーです。ハイボールの起源はこのデュワーズといわれています。また、バーテンダーが選ぶNo.1ハイボール用ウイスキーとして有名です。

 香りはフローラル、ヘザーやハチミツの香りで、スコッチ特有のスモーキーフレーバーは抑えめ。クセのないさっぱりとした飲み口で値段も約1,500円程度と手ごろ!スコッチウイスキー入門におすすめの1本です。


ハイボールの名前の由来はゴルフから?

「ハイボール」の名前の由来の中で一番有名なのは、スコットランドのゴルフ場で当時珍しかったウイスキーソーダ割りを試している所へ、高々と打ち上げられたボールが飛び込んできて、「これがハイボールだ!」と言ったという説です。 

サントリー:https://www.suntory.co.jp/customer/faq/002523.html

世界中で最も愛されるアイリッシュウイスキー「ジェムソン」

 「ジェムソン」はブレンデッドのアイリッシュウイスキーです。泥炭(ピート)を使用しないためスコッチのようなスモーキーフレーバーがありません。また、通常は蒸留を2回しかやらないのですが「ジェムソン」は3回蒸留を行っています。これにより雑味のない香ばしいまろやかな香りを実現しています。さらに熟成させる際にシェリー樽を使用しており、微かなシェリーの香りがするのも特徴です。

 おすすめの飲み方は「ジェムソン」とジンジャーエールを1対3の割合で注ぎ、大き目のライムをしぼって入れるといいでしょう。さわやかな3つの要素が互いの長所を引き立てます。


世界で最も人気なバーボン「ジムビーム」

「ジムビーム」は、ブレンデッドのバーボンウイスキーです。バーボン特有の琥珀色が美しく、バニラ・キャラメル・コーンの香ばしさが特徴。バーボンにしては甘みが少なく、マイルドで飲みやすいため、バーボンの入門用としておすすめです。豊富なフレーバーも取り揃えており、ハニーフレーバーやアップルフレーバー等があります。ノーマルのジムビームではちょっと飲みにくいという方やお酒に弱い方は、フレーバー入りをおすすめします。

 おすすめの飲み方はロック。癖が少なく後味にキレがあるので、ロックでシンプルに味わうのがおすすめです。値段は1,300円程度ととてもお手頃です。


「C.C.」の愛称で世界中に人気「カナディアンクラブ」

 「カナディアンクラブ」はブレンデッドのカナディアンウイスキーです。ライ麦主体で作られており、ライトでスムーズな風味が魅力です。その飲みやすさと手軽な値段から150ヶ国以上で愛飲されており、ウイスキー初心者や晩酌用のウイスキーとしても愛されています。

 おすすめの飲み方はハイボール。ウイスキーと炭酸水を1:3で割るとちょうどいいです。炭酸水の代わりにジンジャエールとカットレモンを入れてもおいしくいただけます。

もともとは「クラブ・ウイスキー」という名前だった

「カナディアンクラブ」が世に出たときは紳士の社交場で大人気で、品格ある社交場(クラブ)で飲むウイスキーだから「クラブ・ウイスキー」という名前でした。あまりにも人気だったため、アメリカの蒸留業界が「クラブ・ウイスキー」を脅威を感じ、アメリカ産ウイスキーとカナダ産のウイスキーを明確に区別するよう政府に働きかけ、区別する法律を制定しました。この影響により、「クラブ・ウイスキー」から「カナディアンクラブ」へと変更になりました。

 政府を動かすほど人気だった当時を思い馳せると、ライトな風味に一味足されるかもしれません。




ふわりとした飲み心地「知多」

 「知多」はシングルグレーンのジャパニーズウイスキーです。日本の知多半島にある知多蒸留所で作られています。グレーンウイスキーはモルトウイスキーとブレンドするのが通常ですが、「知多」はグレーン原酒のみで構成した珍しいシングルグレーンウイスキーです。

 グレーンウイスキーのみではあっさりしすぎていて味に個性が出しにくいのですが、「知多」では複数の貯蔵樽で熟成させることで、やわらかな味わいとほのかに甘い香りを付与することに成功しました。多彩な貯蔵樽が織り成す豊かな風味は、ふわりとした飲み心地を実現します。

 おすすめの飲み方はハイボール。すだちやショウガを加えてもおいしいですよ。


ユニークなテイストを味わいたい方

バーカウンターに置いてあるロックグラス

 「せっかくウイスキーを飲むのだからユニークなものを味わいたい」という方は、「シングルモルトウイスキー」又は「スコッチウイスキー」から選ぶといいでしょう。「シングルモルト」は蒸留所ごとに味が異なり、独特の風味や味わいが楽しめます。「スコッチ」は泥炭(ピート)によるスモーキーフレーバーが癖になる芳醇な香りを体感できます。「スコッチ」の中でもアイラ島で作られたウイスキーは「アイラモルトウイスキー」と呼ばれ、非常に個性豊かな香りと味わいが楽しめます。

以下、私のおすすめするクセの強いウイスキーです。参考にしてください。

アイラモルトの王「ラフロイグ」

 「ラフロイグ」はシングルモルトのスコッチウイスキーです。スコットランドのアイラ島で作られたモルトウイスキーは、 強めのスモーキーフレーバーと塩の香りが特徴ですが、この「ラフロイグ」は「アイラモルトの王」と呼ばれているぐらいその特徴を体現したウイスキーです。味は非常に濃厚かつドライで、その独特な風味は「正露丸」の味がすると表現する人がいるほどです。初めて飲んだ時はびっくりするかもしれません。このように個性豊かなウイスキーなため、「はまる人ははまる」、「合わない人にはとことん合わない」そんな1本です。

 おすすめの飲み方はストレートもしくはロック。ラフロイグの風味を余すところなく受け止めてください。


世界最強のスモーキーフレーバー「オクトモア」

 「オクトモア」はシングルモルトのスコッチウイスキーです。こちらも「ラフロイグ」と同じアイラ島で作られた「アイラモルトウイスキー」で、「ラフロイグ」に負けないぐらい個性豊かなウイスキーです。最大の特徴はそのスモーキーな香りの強さです。世界で最も強く、「ラフロイグ」の3~6倍以上!スモーキーフレーバーを追い求めていたら必ず出会う、そんな存在のウイスキーです。

「オクトモア」の数字の意味は?

 「オクトモア10.1」や「オクトモア09.1」等、数字が書いてありますが、これには規則性があります。

 整数(1の位及び10の位)は、そのオクトモアの象徴する数字を表しています。例えばオクトモア09.1は、2019年に販売されたもの、オクトモア08.1であれば、2008年に収穫した大麦を8年熟成したものといった感じです。

小数点以下は、次のような意味を表しています。

.1:バーボン樽100%使用

.2:ワイン樽熟成原酒がブレンドされている

.3:オクトモア農場産の大麦を100%使用

.4:は新樽熟成原酒100%使用

プレゼント用を探している方3選

プレゼント

 ウイスキーは父の日やお酒好きな方への贈り物にぴったりです。飲み終わった後も瓶のデザインが優れていればインテリアにもなります。

ではどんなウイスキーがプレゼントに適しているでしょうか。

贈る人が気持ちを込めて選べば、どれも素晴らしいプレゼントになるとは思いますが、以下の3点を重視することをお勧めします。

・瓶がおしゃれ
 プレゼントしたときに映えますし、空瓶もインテリアにもなります。
・ユニークな特徴がある
 面白い特徴があると話が盛り上がりますね。
・日常の買い物であまり見かけないもの
 普段飲んでいるものや見かけたものをプレゼントされるとスペシャル感が薄まるので避けたいですね。

ここでは上記3点を意識して選んだウイスキーをおすすめします。



世界5大ウイスキーを1本で楽しめる「碧Ao」

 「碧Ao」はブレンデッドウイスキーです。最大の特徴は、世界5大ウイスキーをすべてブレンドしたものであることです。飲みやすく、それでいて濃厚な後味が楽しめます。色はバーボンの特徴である琥珀色、味わいはアイリッシュのように滑らかで、余韻はスコッチらしいスモーキーさを感じさせる・・・といった様に世界5大ウイスキーのいいとこどりです

 世界5大ウイスキーをブレンドしたということで、瓶が五角形なのもユニークでいいですね。値段も4,000~5,000円程度とプレゼントとしては手ごろです。


唯一無二のバーボン「ブラントン シングルバレル」

 「ブラントン シングルバレル」はシングルバレルのバーボンウイスキーです。

ボトルキャップのサラブレッドがユニークですが、「シングルバレル」とはなんでしょう?

 「シングルバレルバーボン」とは、1つの樽からのみで作られたバーボンウイスキーです。

 通常バーボンは味を均一にするために複数の樽原酒をブレンドします。しかし「シングルバレルバーボン」は、厳しいチェックをパスした1つの樽からのみ瓶詰されています。その数は1樽につきたった250本程度!そのため、本当に品質の高い上澄みのバーボンが楽しめるだけでなく、同じ「ブラントン シングルバレル」でも樽が違えば香りや味も異なります。プレゼントする瓶ごとに味や香りが異なる・・・まさに「唯一無二」のプレゼントにおすすめですね。
 味はバーボンらしい骨太なコクを持ちつつ、キャラメルのような甘みがあり、芳醇で濃厚な味わいが楽しめます。

 また、瓶のラベルは1枚1枚手書きで書きこまれていたり、ボトルキャップについているサラブレッドは全部で8種類ある等、瓶も「唯一無二」なんです。

予算が厳しい・・・という方は値段が1,500円程度のかわいい50mlタイプもあります。




誰もが知っている最高峰スコッチ「ジョニーウォーカー ブルーラベル」

 「ジョニーウォーカー ブルーラベル」は、ブレンデッドのスコッチウイスキーです。ウイスキーに詳しくない人でも「ジョニーウォーカー」や「ジョニ黒」などの言葉は聞いたことがあるかもしれません。これは「ジョニーウォーカー」の中で最高峰といわれている「ブルーラベル」です。1万樽のうちわずか1樽の割合で選ばれたもののみでブレンドした希少な逸品。味は芳醇で、少しスモーキー。後味に残る嫌味のない甘さが最高級の余韻を残します。

ブランドイメージやデザインの美しさ、香り、味、すべてが最高品質。結婚祝いや還暦祝い、または本当に感謝の気持ちを表した贈り物として最適です。


まとめ

 知れば知るほど奥が深いウイスキー。個性豊かなウイスキーがたくさんありますので、好きな銘柄が十人十色なのもウイスキーの魅力ですね。

ウイスキーの種類やウイスキーの選び方の参考になれば幸いです。

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