お家でも外食でも気軽に楽しめるウイスキーの水割り。おいしい水割りを作るには、当然水とウイスキーが大事ですが、実は「氷」の使い方に注意するだけで、さらにおいしくなるって知っていましたか?
この記事では、ウイスキーの水割りのおいしい作り方についてご紹介します。
ウイスキーの水割りの種類
ウイスキーを水で割る飲み方は、2種類あります。
・ウイスキーと冷水を1:2~3で割り、氷で冷やす「水割り」
・ウイスキーと常温の水を1:1で割る「トワイスアップ」
水割り
グラスに氷を入れて、ウイスキー・水の順に注いで混ぜる飲み方です。一般的にウイスキーの水割りといえばこちらです。水で割ることでウイスキーの度数が薄まり、氷で冷やすことでウイスキーの香りが少し抑えられるため、飲みやすくなります。
トワイスアップ
グラスにウイスキーと常温の水を1:1で混ぜる飲み方です。ウイスキーの種類によっては常温の水を加水することで、ウイスキーの香りと味が引き出されます。そのため、テイスティングの時に用いられる飲み方でもあります。
この記事は「水割り」の作り方について紹介します。
おいしい水割りの作り方
ではおいしい「水割り」の作り方をご紹介します。
準備するもの
準備するものは以下の5つです。
①グラス
②ウイスキー
③水
④氷
⑤マドラー
水割りは水の味が大切ですので、水はミネラルウォーターがおすすめです。
氷はスーパーやコンビニで販売されている1つ1つの氷が大きい「ロックアイス」がおすすめです。不純物がなく、表面積が小さいので溶けにくいため、水割りが薄まりにくく、おいしい味がキープしやすいからです。
「ロックアイス」を買うのが手間だという方は、丸型製氷器にミネラルウォーターを入れて作りましょう。
作り方の手順
①グラスいっぱいに氷を入れる。
②ウイスキーを注ぐ。
量はお好みですが、30ml(又は指1本分)が目安です。
③マドラーなどでしっかりと混ぜる。
ウイスキーを冷やします。
④減った氷を足し、水を加える。
量はウイスキーの2~2.5倍が目安です。
⑤マドラーで軽く混ぜる。
大事なポイント!「氷」でしっかりとウイスキーを冷やそう
ここで大事なのは手順③でウイスキーを氷でしっかりと冷やすことです。
ウイスキーと水が混ざる際に希釈熱が生じ、温度が3度ほど上昇してしまう特性があります。この手順を無視して、ウイスキーを冷やしておかないと味がぼんやりとしてしまいます。そのため、水と混ぜる前に、「氷」でウイスキーを冷やすことが、おいしい水割りのポイントです。
毎回作るの大変…という方におすすめの水割りウイスキー
おいしい水割りを作るコツは、ウイスキーを水で混ぜる前に「氷」でしっかりとウイスキーを冷やすこと、ということが分かったと思います。これは、ウイスキーと水が混ざった際に生じる希釈熱が原因です。
ウイスキーや水の分量を気にしたり、氷で冷やしたり、「家で気軽に飲みたいのにめんどくさいな・・・」と感じるときもあると思います。
そういう時は、最初から水割りされたウイスキーを購入するのも手です。こちらであれば、「希釈熱」は生じないため、グラスに氷を入れて注げばOKです。
自分で濃さの調節はできなくなりますが、気軽に飲みたい方にはおすすめです。
まとめ
ウイスキーの水割りは家でもお店でも気軽に楽しめる飲み方です。一方で、作り方によって出来上がりが大きく変わるのも水割りの特徴です。
お酒を楽しみたい特別な日には、「氷」にこだわって飲んでみてはいかがでしょうか。
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