ウォッカやウイスキー等の蒸留酒は太らないという話を聞いたことがありますが、本当なのでしょうか。ウォッカのカロリーは100ml当たり228kcalとビールの5倍ほどあり、一見太りやすそうですが、カロリーの性質上太らないとされています。
この記事ではウォッカを飲んでも太らない理由と、ダイエット中に気を付けたいお酒の飲み方について解説します。
ウォッカは太らない理由①ウォッカのカロリーは脂肪にならない
ウォッカやウイスキー等の蒸留酒は、アルコール由来のカロリーのみで構成されており、ビールや日本酒等の醸造酒とは違い、糖質や脂質、タンパク質などの栄養素がありません。アルコール由来のカロリーは身体に蓄えることができず、即消費されます。そのため、ウォッカだけで太ることは困難とされています。
一方で、ビールや日本酒、ワイン等の醸造酒は糖質や脂質を含むため、脂肪になり得ます。
ウォッカは太らない理由②少ない量で満足できる
100ml当たり228kcalは、ビールの5倍程度にあたります。一見ビールよりも5倍太りやすいように見えますが、ウォッカはアルコール度数が高いため、ビールなどに比べ、少ない量で満足できます。
ビールで700ml飲むのは缶2本分ですから簡単に飲めますが、ウォッカの700mlは瓶1本分。ビールと同じ量をさくっと飲める人は、そうはいません。
ウォッカでも太る場合は?飲み方に注意!
「普段飲んでいるお酒をウォッカに置き換えれば痩せる!」というわけではありません。お酒そのものよりも、お酒の飲み方がダイエットには重要です。
おつまみの食べすぎ
アルコールは食欲を増進させるため、ついつい食事も進んでしまうもの。いくらウォッカそのものは太らないとはいえ、たくさん食べてしまえば太ります。
「お酒を飲むと食が減る」という方は問題ありませんが、「飲むと食が進む」という方は、野菜スティックやアーモンド等の太りにくいおつまみか、予め食べる上限を決めておくといいでしょう。
ジュース等で割って飲んでいる
ウォッカそのものは太りませんが、ジュース等で割って作るカクテルは残念ながら太ります。ダイエット中はストレートやロック、割るにしても炭酸水やコーヒーなど太らない素材で飲むといいでしょう。
ウォッカの飲みすぎ
アルコールを先にエネルギーとして利用するため、おつまみや食事で摂取したカロリーの分解は後回しになります。当然それらのカロリーは脂肪になるため、ウォッカを飲みすぎるとそちらのカロリーの分解だけで手一杯になり、おつまみや食事がそのまま脂肪となってしまい、結果として太ります。
飲みすぎは体重だけではなく、肝臓にもよくないため、飲む量はほどほどにしましょう。
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