「蔓無源氏(つるなしげんぢ)ってどんな味?」
「どんな飲み方がおいしいんだろう?」
という方におすすめです。この記事では蔓無源氏の味とお勧めの飲み方についてレビューします。
蔓無源氏(つるなしげんぢ)とは?
蔓無源氏は、「蔓無源氏」というサツマイモ由来の芋焼酎です。
公式サイトの紹介文
「蔓無源氏」は、さつまいもの品種で、明治40年に見つかった、数少ない在来品種の芋です。
大正時代から昭和の初め頃までは、鹿児島県でもかなり多くの生産量があり、食用・焼酎などに使われていたようですが、第二次世界大戦を機に、当時収量の高かった「農林2号」や、形状に優れていた「高系14号」(鳴門金時)などの芋に取って代わられ、昭和40年以降は、鹿児島県でも収穫実績がない状態が続きました。
この、絶滅状態だった「蔓無源氏」の芋を復活させ、造った焼酎が、その名も同じ「蔓無源氏」です。
出典:国分酒造株式会社 - トップページ – (kokubu-imo.com)
蔓無源氏という貴重なサツマイモから造ったことが名前の由来のようです。あえて絶滅寸前のイモを復活させるぐらい原料にこだわりがあるため、サツマイモの芳醇な香りと味わいが楽しめます。
ラベルの紹介文
ラベルには以下のような紹介文が書いてありました。
大正時代の製法を復元した焼酎「大正の一滴」に続き、芋作りから挑んだ焼酎「蔓無源氏」。復活させた百年昔の芋「蔓無源氏」を原料に醸し、麹は、地元農家と共に育てた、霧島産長粒米「夢十色」を全量使用。製法・芋ともに大正時代を復元した、豊かな香りとロマン溢れる芋焼酎です。
大正時代の芋・製法を復元した芋焼酎…聞いているだけで飲みたくなりますね。
みんなの口コミ
蔓無源氏(つるなしげんぢ) の口コミを集めてみました。
皆さんの口コミを見ると、まろやかな口当たりと芋の甘みが特徴の様です。また、口コミの時期によるものかもしれませんが、「お湯割り」の評判がいいですね。
寒い時、芳醇な甘い芋焼酎のお湯割りで暖まるのは想像しただけでおいしそうです。
蔓無源氏(つるなしげんぢ)を実際に飲んでみた
ストレートで飲んでみた
最初はストレートで…ということで注いでみました。
口にグラスを持っていくと飲む前から濃厚なさつまいもの匂いがわかります。早速飲んでみると…
甘くておいしい!
飲む前からさつまいもの香りが強かったですが、後味もさつまいも風味を感じさせます。芋焼酎は個性が強すぎて人を選ぶものもありますが、この蔓無源氏は個性はありつつも、とても飲みやすいです。
ロックで飲んでみた
ロックで飲んでみました。
ストレートよりも後味が柔らかくすっきり、少し甘さが控えめになります。ストレートでは味が濃いと感じる方はロックがおすすめです。
水割りで飲んでみた
水割りで飲んでみました。
さつまいもの甘い香りは残しつつ、より飲みやすくなります。アルコール特有の苦みはほぼ感じさせません。度数の高いお酒が苦手な方はこの飲み方がオススメです。
お湯割りで飲んでみた
口コミでおすすめのお湯割りで飲んでみました。
甘くて優しい味…!
飲む前から濃厚なサツマイモの香りがします。ストレートよりも更に香りが強くなり、蔓無源氏の芳醇な香りを最大限引き出しています。口当たりもまろやかでどんどん飲めちゃいます。
寒い時期にお湯割りで飲んでいると、体がポカポカしてきて本当に気持ちいいです。寒い時期に飲んだというのもありますが、一押しの飲み方です。
炭酸割り(チューハイ)で飲んでみた
炭酸割り(チューハイ)で飲んでみました。
う~ん、チューハイとしてはおいしいですが、蔓無源氏の甘さがあまり感じられず…
使用した炭酸が強炭酸のせいか、炭酸の苦みが蔓無源氏の甘味を邪魔するような味になってしまいました。蔓無源氏であえてチューハイで飲むのはもったいないと感じました。
まとめ
さつまいもの優しい甘い風味が楽しめる「蔓無源氏(つるなしげんぢ)」。720mlでは送料込みで2000円弱で購入できます。是非一度飲んでみてください。
個人的な飲み方のおすすめ順は以下の通りです。
- お湯割り
- ロック
- ストレート、水割り
- 炭酸割り
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