テネシー生まれテキサス育ちのクラフト・バーボン「You may」

「テキサス州で美味しいバーボンを造りたい…」という想いから生まれたのが、テネシー・ストレート・バーボン・ウイスキー(商品名「You may all go to hell and I will go to Texas.」(通称:You may))です。原酒に2年間もの熟成期間を設けてクラフトされたウイスキーは、長い余韻と上品なバニラと蜂蜜の香りが特徴で、優しい後味を残します。

今回は、そんな丹精込めて作られたウイスキーの魅力をご紹介します。

「You may」誕生の背景

「テキサス州で美味しいバーボンを造りたい…」しかしテキサス州はとても暑く、バーボンを熟成するのに不向きな地です。そこでウイスキーの名産地、テネシー州でウイスキーの原酒をアメリカンホワイトオークの新樽で2年間熟成させた後、テキサス州原産のテキサスオークと、テキサス州の州木であるピーカンの木炭を使ってろ過、テキサス州のピュアな仕込み水で加水して本商品を造りました。

つまり、テネシー生まれテキサス育ちのとても珍しいウイスキーなのです。

「You may」の特徴

特徴①商品名の由来について

「You may all go to hell and I will go to Texas.(通称:You may)」の由来は?

アルコール業界で最も長いブランド名のひとつかもしれません。

「You may all go to hell and I will go to Texas.」という名のテネシー・ストレート・バーボン・ウイスキーです。この長いブランド名を選んだ理由の一つは、テキサスと深い関わりを持つ歴史にあります。

この「You may all go to hell and I will go to Texas.(お前たちは地獄に落ちろ、俺はテキサスに行く)」という過激な言葉は、1800年代に活躍したアメリカの英雄、デイヴィー・クロケットの有名な発言です。日本では馴染みのない名前ですが、彼はアメリカの伝説的英雄で、何度も舞台や映画になっています。

彼は元々テネシー州の下院議員でした。1830年当時のアメリカでは、人種差別が当たり前で、アメリカの先住民から土地を奪う法案である「インディアン除去法」が提出されていました。そんな中、彼は「邪悪で不当な法律だ!」と主張し、先住民の権利を守るため、法案の可決に反対します。

残念ながら、人種差別が主流であった当時の世論には勝てず、「インディアン除去法」は可決され、法案に反対した彼は民衆からの支持を失い、1835年議員再選に失敗しました。その後、彼はテネシー州を見限り、テキサスに向かう決意を固め、「お前たちは地獄に落ちろ、俺はテキサスに行く」という言葉でテネシー州に別れを告げました。

その翌年1836年、テキサス革命に参加した彼は、テキサス州の独立のためにメキシコ軍と戦いますが、彼をはじめとする187名のテキサス軍部隊は、アラモの戦いで全滅しました。議員として、そして戦士としてアメリカのために戦ったデイヴィー・クロケットの名と功績は、アメリカの人々の記憶に刻まれ、今日に至るまで愛されています。

テネシーで育ち、テキサスで活躍したデイヴィー・クロケットの経歴は、まさに「You may」にそっくりでした。

彼の精神とテキサスの歴史への敬意を込めて、私たちはこのブランド名を選びました。

特徴②テネシー州の原酒について

「テキサス州のメーカーなのに、なぜテネシー州の原酒を使ったのか?」という疑問が生まれるかもしれません。

実は、テキサス州ではバーボンを作ることはできますが、私たちは意図的に避けました。なぜなら、テキサスの気候は非常に暑く、バーボンを熟成させるには適していないからです。この地域では5月から10月までの夏は非常に高温のため、樽からの蒸発が増えることがあります。これは「エンジェル・シェア」と呼ばれ、製品が木材の細孔を通じて蒸発する現象です。

そのため、私たちはテネシー州の蒸留所と協力し、私たちが求める製品を作りました。テネシー州で樽熟成させることで、四季の変化や気候の変動により柔軟に対応できるようになり木材の細孔や樽内部でのウイスキーの相互作用によって、時間とともにより複雑な原酒が生まれるのです。

特徴③「You may」の製造方法

本商品は、ストレート・バーボン・ウイスキーの要件を満たしつつ、テネシー州で蒸留し、アメリカンホワイトオークの新樽で熟成させています。

2年の熟成後、テキサス州原産のテキサスオークとテキサス州の州木であるピーカンの炭で丁寧に濾過され、弱酸性の仕込み水で加水されます。

また、リアンデルタール蒸溜所では、すべてが手作業で処理され、1本ずつ瓶詰めされています。

私たちの仕事はすべて手作業で、愛情をもって行われています。

特徴④水へのこだわり

私たちは逆浸透膜で精製した水を使用しています。テキサス州リアンダーの水はミネラル分が多くて硬度が高いため、アルコール度数の高い飲料水や発酵水に使用するとミネラルが沈殿してしまいます。そこで、カルシウムを混ぜてミネラル感を調整する実験を行いました。

それだけではなく、逆浸透膜で浄化した水を、逆浸透膜浄水器を通して数段階のろ過を行い、最終的に厚い膜フィルターで濃縮しました。このように徹底的に浄化することで、ミネラル成分が変化し、ピュアな水となります。

「You may」は、このピュアな水を使って作られています。

特徴⑤原料、香り、味わいについて

このウイスキーは、80%がトウモロコシ、10%がライ麦、10%が大麦麦芽の割合で作られています。この穀物の組み合わせが、ウイスキーの美味しさを引き立て、他のウイスキーにはない深みと複雑さをもたらしています

ライ麦の成分にはスパイシーな風味が加わり、このウイスキーを嗅ぐとキャラメル、バニラ、チェリー、そしてスモークの香りが感じられます。

さらに、テキサスオークとピーカンの炭を使用した仕上げのろ過がウイスキーに複雑な味わいを加えています。その結果、このバーボンは非常に飲みやすく、複雑で長い余韻を持つリッチで濃厚な味わいに仕上がりました。私たちはこのウイスキーをとても誇りに思っています。

お客様の声

既に試飲されたお客様からは称賛の声が上がっています。

Aさん「甘い後味を持ち、バニラと蜂蜜の余韻が感じられて美味しい!のど越しが良いウイスキーです」

Rさん「香りはウイスキーらしさを感じさせますが、甘い後味とのギャップがあります」

Hさん「香りは強いものの、飲みやすく、ビギナーでも楽しめる軽やかさと上品さがあります」

※上記はあくまで個人の感想であり、感じ方には個人差があります。

メーカー:リアンデルタール蒸留所のご紹介

リアンデルタール蒸留所は、アメリカ合衆国テキサス州リアンダーに2016年に創業した蒸溜所兼バーです。リアンダーはテキサス州南中央部の地域で、州都オースティンの北に位置しており、ヒルカントリーへの玄関口として知られています。私たちはウイスキーだけでなく、コーヒーリキュール、オレンジリキュール、ジン、ウォッカ、およびブルーアガベスピリッツ(メキシコ以外で生産されたテキーラ)も製造・販売しています。

商品の詳細

・商品名:You may all go to hell and I will go to Texas.(通称:You may)
・賞味期限:賞味期限はありません。味の劣化を防ぐために、直射日光を避けて保管してください。
・内容量:750ml
・アルコール度数:46%
・原材料:グレーン、モルト
・原産国:アメリカ合衆国

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