空気が乾燥してくるこれからの季節に加湿器は欠かせません。しかし、加湿だけでは少し不安もありませんか。それは「匂い」や「ホコリ」、秋や春先にかけて深刻になる「花粉」対策です。これらへの対策には「空気清浄機」が必要になります。
そこで本稿では1年中大活躍する「加湿機能の付いた空気清浄機」の選び方やおすすめの商品をご紹介します。
空気清浄機能の付いていない「加湿器」をお探しの方はこちらからどうぞ

コスパ重視のおすすめ加湿空気清浄機を選びました!!
そもそも加湿空気清浄機とは、
加湿機能を搭載した空気清浄機のことです。加湿機能は乾燥する時期にしか基本的には使いませんが、空気清浄機能は1年中使うことがあります。我が家ではリビングにある加湿機能のない空気清浄機を24時間365日稼働しっぱなしです。
加湿空気清浄機の選び方
加湿空気清浄機には適用床面積というものがあり、広いほど能力が高く、商品も高額になります。加湿機能の適用床面積と、空気清浄機能の適用床面積とがそれぞれあり、加湿空気清浄機を選ぶ際には、より狭い床面積になっている加湿機能の適用床面積で選びましょう。
加湿空気清浄機おすすめ3機種
加湿空気清浄機の主力メーカーは「ダイキン」「シャープ」です。これら2社のおすすめ3機種を紹介します。
※夏に欲しい「除湿」機能付きの「除加湿空気清浄機」はどれも10万円以上するハイスペックモデルなので今回は選考対象外とします…。
使う部屋は、プレハブ洋室8畳、木造和室5畳相当の寝室を考えています
加湿空気清浄機おすすめ① ダイキン MCK55W
加湿は3段階調整(目安40%、50%、60%)が可能です。ダイキンのストリーマ技術で清潔加湿な上、加湿中でも空気清浄能力が下がりません。同価格帯で空気清浄機能の適用床面積が25畳なのはかなり広いです。本体がコンパクトなのもうれしいポイントです。2020年12月に後継機MCK55Xが発売されます。
加湿空気清浄機おすすめ② ダイキン MCK70W
ツインストリーマー搭載で従来機と比べ、汚れ・匂いに2倍強い分解力があります。さらに、TAFUフィルター搭載(10年間交換不要)で、10年後でも従来のHEPAフィルターに比べ1.4倍高い集塵効果を維持しています。同価格帯で空気清浄機能の適用床面積の31畳はかなり広いです。加湿もパワフル(加湿量650mL/h=プレハブ洋室18畳、木造和室11畳向け)で湿度も3段階調整(目安40%、50%、60%)ができます。2020年12月に後継機MCK70Xが発売されます。
加湿空気清浄機おすすめ③ シャープ KI-NS40
Ag+イオンカートリッジによるキレイな水で加湿されます。抗菌・防カビの加湿フィルターは5年交換不要です。プラズマクラスター25000を搭載し、ホコリや花粉などもすばやく吸塵します。本体がコンパクトで軽い上に電気代も安いのがうれしいポイント。
加湿空気清浄機おすすめ3機種
よいところ・よくないところ比較表
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() |
型番 | MCK55W | MCK70W | KI-NS40 |
メーカー | ダイキン | ダイキン | シャープ |
価格帯 2020年10月28日現在 Amazon調べ | 35,500円 | 54,000円 | 41,700円 |
よいところ | 空気清浄機能が高い コンパクト 湿度設定ができる | 空気清浄機能が高い スマホ連携できる TAFUフィルター搭載 ツインストリーマー搭載 湿度設定ができる | 電気代が安い 本体が軽い コンパクト |
よくないところ | 本体が重い | 本体が大きめ 本体が重い | チャイルドロックがない 湿度設定ができない ホワイトしかない |
加湿空気清浄機おすすめ3機種
メーカー横断 スペック詳細比較
型番 | MCK55W | MCK70W | KI-NS40 | ||||
メーカー | ダイキン | ダイキン | シャープ | ||||
加湿方式 | 気化式 | 気化式 | 気化式 | ||||
適用床面積の目安 | 空気清浄運転時 | 加湿空気清浄運転時 | 空気清浄運転時 | 加湿空気清浄運転時 | 空気清浄運転時 | 加湿空気清浄運転時 | |
空気清浄 | 25畳 | 25畳 | 31畳 | 31畳 | 18畳 | 18畳 | |
加湿 | – | プレハブ14畳 木造8.5畳 |
– | プレハブ18畳 木造11畳 |
– | プレハブ12畳 木造7畳 |
|
– | – | プラズマクラスター約10畳 | |||||
本体寸法 | 高さ700×横幅270×奥行き270 | 高さ600×横幅395×奥行き287 | 高さ622×横幅280×奥行き260 | ||||
本体質量 (水無し) |
9.5kg | 12.5kg | 6.7kg | ||||
運転モード | しずか 弱 標準 ターボ |
しずか 弱 標準 ターボ |
静音 中 強 |
||||
1か月の電気代 | 38.4~364.4円 | 72~376.8円 | 45.6~472.8円 | 72~487.2円 | 21.6~213.6円 | ||
運転音 | 19~53dB | 25~53dB | 18~54dB | 23~54dB | 19~48dB | ||
湿度設定 | 高め(60%)、標準(50%)、ひかえめ(40%) | 高め(60%)、標準(50%)、ひかえめ(40%) | – | ||||
連続加湿時間 | – | – | 4.8~14時間 | ||||
タイマー | – | – | – | ||||
モニター消灯 | ○ | ○ | ○ | ||||
スマホ連携 | – | ○ | – | ||||
チャイルドロック | ○ | ○ | – |
まとめ
高性能なものの方がより早く空気が清浄されますし、お部屋も加湿されます。しかし、実際には高額すぎて手が出せません。そこで、今回は使う部屋をプレハブ洋室8畳、木造和室5畳相当の寝室としてコスパを重視して考えました。少し広めの適用床面積対応で、お値段もそこそこリーズナブルな機種を選びました。参考になれば幸いです。
※1 新電力料金目安単価:27円/kWh(税込)。1か月の電気代は1日8時間運転×30日で計算しました。また運転モードによって消費電力は変わります。
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