エアコンの試運転は5月中にするのがいい絶対的理由。エアコンクリーニングもおすすめ!【夏前の備え 第1弾 エアコン編】

夏前の備えエアコン編

 夏前になると、いろいろと準備が必要になることがありますよね。暑さへの備え、大雨や台風への備えなど。これって夏が終わるころや秋には頭に残っていることが多いけど、冬や春を経て、いざ夏の前になると忘れていることがほとんど…。
 今回は備忘録の意味も込めて、大変な夏への備えについてまとめてみました。第1弾は夏の生活に欠かせない【エアコン】です

 第2弾は【大雨対策】です。こちらからどうぞ。

目次

私たちの意識では、夏が長くなっています

 <ダイキン『第25回 現代人の空気感調査』>東京生まれ・東京育ちの男女500人に聞いた「令和元年 東京の夏の空気感調査」によると、かつて6月下旬だった夏の始まりが現在では6月上旬に。人々の意識では夏の始まりが約20日早くなっているのです。さらに、夏の終わりは8月中旬から下旬だったのが、現在では9月中旬から下旬と、こちらはなんと約30日遅くなっています。つまり“夏の長期化”が人々の意識の中で進んでいるのです。

エアコンで暑さ対策が必須!

 真夏にもなると、ニュースでは「命の危険を感じる暑さ」「不要不急の外出は控えて」なんて恐ろしい言葉が聞かれます。さらに夜でも暑さは続き、2020年の東京の夏は熱帯夜(25℃以上の夜)が27日もありました。夏の平均睡眠時間は他の季節と比べて短い傾向に夜でも快適に過ごしたいですよね。そのために不可欠なのは、「エアコン」です。

エアコンの試運転を!5月から6月前半に冷房を。エアコンクリーニングもおすすめ

 ダイキン工業の調査結果によると、エアコンの不具合の72%は、冷房の使い始めに起きているとのこと。そこで必要になるのが「試運転」です。

温風が出るエアコン
エアコンのフィルター掃除
エアコンクリーニングをすると、カビなどによる健康被害も予防できる。

 実際にエアコンを使い始めるのは、暑くなり始める6月中旬から7月初めにかけて。使ってみて「あれ?」なんてことも。修理を頼もうにも、その頃にはエアコンの修理の問い合わせや買い替え、エアコンクリーニングの依頼が業者に殺到している頃で、修理や取り付けに時間がかかってしまいます

 そこでダイキン工業が勧めているのが「5月~6月前半の少し気温の高い日に、冷房モードで最低温度に設定して試運転を行い、不具合がないか早めに確認」することです。
 早めに不具合が確認できれば、混んでいないときに修理やエアコンクリーニングがお願いできるので“暑い日にエアコンなしの生活”なんてことはありません。

エアコンの試運転のやり方

「ダイキン工業のホームページでは冷房を最低温度に設定して10分程度運転させ、冷風がきちんと出ているかや異常を示すランプが点滅していないかなどを確かめるよう求めています。」

引用:NHK NEWS WEB

“熱帯夜”を乗り切るエアコンの使い方

 夏の睡眠時間が削られる大きな要因は暑さですよね。熱帯夜のときには一晩中エアコンをつけっぱなしなんて方も多いのではないでしょうか。ダイキン工業の調査結果によると、「一晩中つけっぱなし派(23.5%)」、「タイマー(切り/入り)派(53.1%)」だそうですが、どちらの使い方にせよ、半数以上の方が「暑くて寝苦しい」経験をしている実態が明らかになりました。

 そこでここでは少し本論からは脱線しますが、快適睡眠をもたらすエアコン活用法をお伝えします。

寝る前に25℃!→28℃で一晩中エアコンつけっぱなし快適コース!!

 数年前のある夏の日、あるニュース番組(NHKだったかと記憶しています)で紹介していた夏の夜のエアコンの使い方を、我が家はずっと実践しています。
 その方法とは次の通りです。寝る少し前に寝室の室温を25℃設定にして冷やしておきます。次に寝るときになったら、28℃設定にして、つけっぱなし運転で眠るというものです。寝る前に寝室の壁面や寝具などが冷やされ、28℃設定にした後も涼しい状態を維持して快適に寝られるというわけです。エアコンはつけっぱなしですが、28℃設定なので身体が冷やされすぎて体調を崩すということもありませんでした。

湿度設定のできるエアコンならさらに快適!

 熱帯夜にエアコンを使って、翌朝身体がだるい、体調が良くないなんてことを経験した人も多いのでは。それは身体が冷えすぎたために起こる症状です。夏の快眠には温度だけでなく湿度も重要とのことなので、湿度調節のできるエアコンがあれば、湿度を50~60%にするとより快適になるそうです。

 ウェザーニューズのホームページには、一晩中エアコンをつけっぱなしにしたくない人向けの快適睡眠法も載っているので参考にしてください。こちらからどうぞ。

まとめ

 暑くて辛い夏を前に、早めにエアコンの試運転を行い、不具合がある場合は、メンテナンスや買い替えなどを検討しましょう。
 また、男性に比べると女性はより暖かい室温を好むそうなので、ご家族がいる方や一緒に寝る人がいる方は、エアコンの室温設定に気を付けたいですね。

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