お気に入りのワインや日本酒をさらに美味しくさせる海底熟成サービス「美しき海のワイナリー」をご紹介します。
海底熟成とは?
海底熟成とは、お酒を海底に保管する熟成手法
海底熟成とは、ワインや日本酒等のお酒を一定期間海底に保管する熟成方法です。海の揺らぎ等で一般的な熟成よりも早く熟成されると考えられています。
沈没船で見つかったお酒が美味しかったのがきっかけ!
元々の始まりは沈没船に残ったお酒を飲んでみると美味しく熟成されていたという発見から、海底熟成という手法が始まったとされています。
その歴史は浅く、2010年代からフランスやイタリア等の欧州が発祥とされていますが、今では日本の各地でも海底熟成が行われています。
海底熟成は、熟成が早く、よりフレッシュに
海底で熟成させることで、陸上よりも早く熟成されるだけでなく、「色が濃く」、「まろやか」になるとか。(まだ歴史が浅くはっきりしたことがわかっていないため、お酒によってはまた異なる変化をもたらすかもしれません)
また、瓶にフジツボ等がついてスペシャルなボトルになる点も良いですね!
自分のお酒を海底熟成できるサービスが2021年10月から開始
さて、そんな海底熟成酒ですが、2021年10月から自分の好きなお酒を海底熟成できる「美しき海のワイナリー」というサービスが開始されます。
送ったお酒を防水加工し、南伊豆町・中木沖の水深約15m、平均水温18℃という環境で半年間熟成してくれます。さらにスキューバのライセンスがある方であれば、自分で潜って保管することも可能です。スペシャルなサービスですね。
値段は1本当たり6,600円で、自らスキューバダイビングで沈める場合は13,200円です。(送料、機材レンタル代別)
一般的な海底熟成ワインはどれも1万円を超えるものばかりなので、自ら預ける手間や半年間待つ必要はありますが、海底熟成ワインとしては6,600円はお得と言えるでしょう。
自分のお酒を海底熟成する手順は?
サービスの申し込み方はWEBで簡単にできます。
- WEBページの申し込みフォームに必要事項を記入
- 先方から電話またはメールが届くので、内容のすり合わせや免責同意書にサイン
- 熟成させたいお酒を送付
- 請求書が届くので支払い
- 半年間熟成
- 半年後お届け
また、注意事項や推奨事項として以下の事項が記載されていました。
- 未開封かつガラス瓶のもの
- 炭酸入りや要冷蔵のお酒は不可
- お酒によっては熟成前と味が変わらなかったり好みでなくなる場合も
- 単一ワインやウイスキー等がおすすめ
- 瓶が割れてしまうリスクも(一部保証あり)
これらの注意事項を踏まえると、ほどほどの値段(~数千円程度)の単一ワインを熟成させるのが良さそうですね。
申し込みはこちらからできます。
まとめ
ちょうど今から預けると5月に届くようです。母の日のプレゼントに預けておくのもいいかもしれません。
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