エコバッグがコロナの感染源にならないために実施すべき3つの行動

「エコバッグがコロナの感染源になるってニュースで聞いたから不安・・・」
「使い捨てレジ袋のほうが安全でいいのかな?」

ってなってませんか?

 この記事では、エコバッグがコロナの感染源にならないために気を付ける事項についてご紹介します。

目次

忙しい人用まとめ

  1. エコバッグが特別感染リスクが高いわけではない
  2. エコバッグは適切に使用すれば感染リスクを抑えることができる
    1. 自分で商品をつめる
    2. 不必要な箇所に触らない、置かない
    3. 定期的に除菌する
  3. 除菌が大変な人は丸洗いできるタイプを選びましょう

エコバッグがコロナウイルスの感染源に?

 7月1日から使い捨てレジ袋の有料化がスタートしました。それに伴い、エコバッグを利用される方も多いかと思います。しかしコロウイルスの流行により、エコバッグの利用の自粛を求める動きが出始めました。

 例えばアメリカではエコバッグの利用自粛を求める州やスーパーマーケットがあります。

 「<新型コロナ>エコバッグが感染源!? 米のプラ業界、レジ袋「復権」へ攻勢」という記事によると、「繰り返し使うエコバッグやマグカップを通じて、ウイルスが感染拡大するのを防ぐため」、エコバッグの利用自粛を求めているということでした。




確かに使い捨てレジ袋のほうが衛生的な気がしますね。でも本当にそうでしょうか?

エコバッグが特別危険ではない

 使い捨てレジ袋のほうが衛生的、エコバッグは危険!と決めつけるのは早いです。
レジ袋のほうがリスクが低いわけではないと指摘する専門家もいます。

 東京医療保健大大学院の菅原えりさ教授(感染制御学)は「エコバッグだけを気にしても意味がない。確かにレジ袋は清潔な印象だが、店員が触れており、リスクが低いという根拠はない」と過剰反応を戒め、「3密の回避や手洗いなどを徹底すべきだ」と呼び掛ける。

出典:「エコバッグ、コロナリスクは? 専門家「気にし過ぎ不要」―レジ袋有料化」

 一見「使い捨て=清潔」と思ってしまいますが、使い捨てレジ袋の場合、必ず店員さんが触ってから渡されます。そうなると使い捨てレジ袋はエコバッグよりも他人との接触リスクが高いとも言えそうです。

 じゃあエコバッグのほうが安心!というわけでもなく、大事なのはどのように対策するかであるといえるでしょう。

エコバッグから感染しないために実施すべき3つの行動

 エコバッグを適切に使用すれば、コロナウイルスの感染リスクを抑えることができます。以下の3つを守りましょう。

  • ・自分で商品をつめる
  • ・不必要な箇所に触らない、置かない
  • ・定期的に除菌する

自分で商品をつめる

 買い物において最も感染リスクが高いのは、他の人との接触です。できる限り接触を減らしましょう。

 店員さんがバッグに触れなければ感染リスクは抑えられます。自分で商品を入れることで、不必要な接触を避けましょう

不必要な箇所に触らない・置かない

 レジの台や商品をつめる台にエコバッグを置いてしまいがちですが、できるだけ置かないようにしましょう。そのような台は、色々な人が接触しているため、菌の温床になっている可能性があります。エコバッグを腕や肩にかけ、そのまま商品を入れるようにしましょう。

 また、不必要な場所に触ってしまったら、エコバッグや衣服等に触る前に、手洗いをすることが大事です。手洗いする場所がなければ、携帯できるアルコール除菌スプレーやウェットティッシュを活用しましょう。

定期的に除菌する

 使用の都度、エコバッグを洗うことでエコバッグからの感染リスクをぐっと抑えることができます。洗える素材のエコバッグであれば、洗濯すべきです。洗濯機にかけられない場合は、せっけんで手洗いしましょう。

 洗うことが難しい素材のエコバッグであれば、除菌用アルコール(70%~83%推奨)を含んだ布やティッシュでふき取ることでも感染リスクを抑えることができます。

 拭く箇所は、持ち手・底はもちろんのこと、内側も忘れずにやりましょう。

除菌も難しい…そんな時は「放置」!

 何らかの事情で除菌も難しいのであれば、一定期間放置するのも一応の対策になります。コロナウイルスは、布製バッグで1日、上質な紙製やプラスチック製で4日間付着すると言われています。

日本感染症学会の指導医で東京歯科大学・市川総合病院の寺嶋毅教授(呼吸器内科)は、素材ごとに異なるウイルスの生存期間について次のように話す。「布製バッグには1日、プラスチック製には4日間ぐらい付着している可能性があります。ビニール製やナイロン製など表面がツルツルしている素材はプラスチック製と同等とみなせるので、ウイルスは長く付着します

出典:https://toyokeizai.net/articles/-/359097?page=2

 逆に言えば、必要な期間放置すればコロナウイルスの感染リスクは下がるということです。

 もちろん放置している最中は、触ったりしないように、しっかりと隔離しましょう。

丸洗いできるコロナ対策可能なエコバッグ

 毎日の除菌は大変ですし、どうしても拭き忘れがあったらと思うと不安になると思います。ここでは洗濯機で丸洗いができるエコバッグをご紹介します。

速乾・軽量「チケットトゥザムーン エコマーケットバッグ」

 速乾性があり、洗濯機でそのまま洗うことができる軽量エコバッグです。パラシュート生地で作られているため、軽くて丈夫。重さはわずが70gです。容量は20L、耐荷重は20㎏ですので、日々の買い物には十分です。









コンパクト「シュパット コンパクトバッグ ドロップ」

 容量は16L、耐荷重は5㎏と先ほどのものより少ないですが、最大の特徴は、一気に畳んで小さくできること。僅か6秒で畳めます。畳むとハンカチサイズまで小さくなるため、普段のカバンやポケットに忍ばせておくことができます。重さは64gですので、邪魔になりません。

 携行性を重視する方におすすめです。

まとめ

  1. エコバッグが特別感染リスクが高いわけではない
  2. エコバッグは適切に使用すれば感染リスクを抑えることができる
    1. 自分で商品をつめる
    2. 不必要な箇所に触らない、置かない
    3. 定期的に除菌する
  3. 除菌が大変な人は丸洗いできるタイプを選びましょう

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